肌荒れの際に気をつけること
Donnerstag, 4. Juni 2020
肌の悩みの一つに「肌荒れ」がありますが、その際に気をつけてほしいことがあります。
まず、「肌のバリア機能を整える」。
人間の肌は、「表皮」「真皮」「皮下組織」の三つで構成されています。
その中で肌荒れの改善に重要なのは、表皮の最も外側の「角層」です。
角層には、外部からの刺激や異物の侵入を妨げると共に、肌内部の乾燥を妨げる「バリア機能」があります。
このバリア機能があることで、肌が紫外線や花粉などの異物と接触しても、中までダメージが通らないようになっているのです。
この機能を維持するには、肌の水分や油分などをキープすると同時に、バランスの取れた食生活を心がける必要があります。
次に、「ターンオーバーを正常にする」。
肌は一定のサイクルで生まれ変わりを繰り返していますが、それを「ターンオーバー」といいます。
このサイクルが普通よりも長期になると、古い角層細胞が剥がれ落ちなくなります。
それにより、角層部分の厚みが増し、くすみや肌の乾燥などが生じることになります。
一方で、普通よりも短期のサイクルだと、天然保湿因子がきちんと生成されないままで未熟な角層細胞が堆積することになり、肌の保湿力やバリア機能も下がってしまいます。